2011年8月16日火曜日

Nintendo投資家からiPhoneへのゲーム投入のプレッシャーを受ける

 NINTENDOはかつてほどの勢いがなくなってきました。Wiiは昨年ほど売れていはいないし、3DSはあまり好調ではありません。そこでWii Uという新型機種を来年投入したり、3DSの値下げを行ったりしています。しかしそれだけでは十分ではありません。

ブルーンバーグによればNintendoの現在の投資家は、iPhoneアプリに参入しないことにフラストレーションを感じているようです。

スタッツインベストメントマネジメントのファンドマネージャーの大木昌光氏(元投資助言会社アルフェックス・インベストメンツ)は下記のように語りました。

「スマートフォンは今やゲーム業界にとっても新しい戦場になっています。Nintendoもこの市場に対して新しい手段を模索するべきでしょう」

NitendoはiPhoneマーケットに参入する資金がないというわけではありません。事実、現金及び同等物(短期投資資金)は137億ドルにも登ります。任天堂の岩田聡氏はもちろんNintendo独自のプラットフォームではありますが、ゲームに接続する状態を維持させるためにソーシャルネットワークやモバイルの活用に興味があると言っています。

最近になってNintendoの関連会社である株式会社ポケモンからはFree to playモデルの
iOS向けゲームPokemon stay tapがリリースされました。Nintendoは後にこれらについては関与しておらず、今後もポケモンのゲームは独自のプラットフォームでリリースされていくことを伝えました。

Nitendo Americaの広報であるGiant Bomb は次のように伝えました。
「Nitendoは独自のプラットフォーム以外で独自タイトルをリリースするつもりはありません。これらはNintendoの主要なパートナーのプロモーションの一例であってNitendoの戦略の関与するところではありません」

MF Global FXA証券などがブルームバーグなどに伝えたことによれば、「Nitendoは売り」とのことです。

いずれにしてもNitendoの持つマリオやリンクなどのキャラクターは、それ自体でも非常に価値のあることに変わりありません。


http://www.1up.com/news/nintendo-pressured-investors-bring-games-iphone

0 件のコメント:

コメントを投稿